|
|
A-52 夏場の培養水温上昇に対処法はありますか? |
[AEROPONICS(エアロポニックス)方式] 採用の「ため太郎 JET・JET-6・AERO」と、[強制曝気(ばっき)方式] 採用の「ため太郎 Drip」は、通常の「貯水型水耕栽培装置」と比べ「気化熱効果」が圧倒的に大きく、自動的に培養水温を 2〜4度程度 下げる効果があります。 従って、極めて効率の良い「培養水冷却作用」により、夏季の炎天下の屋外でも優れた栽培効果が実証されています。
■ その他、培養水温の上昇防止対策は「ため太郎 AERO」の取り扱い説明書に、下記のように記載していますのでご参考にしてください。
<以下引用文>
本装置を夏季の炎天下での「屋上緑化栽培」に使用の場合は、付属の「抗菌加工済み撥水バット」に水を張ることにより高温になったコンクリートからの熱の直接伝達を防ぐことができます。<引用終り>
この方法は「水温を下げる」効果はありませんが「水温が上がるのを防ぐ」効果があります。
当然「抗菌加工済み撥水バット」内のこの程度の水量では、すぐに「ぬるま湯」状態になりますが、培養水温の上昇防止には大きな効果があります。
また、これを発展させた形で栽培容器本体を、一回り大きな「衣装ケース(樹脂製)」か「トロ箱(発泡スチロール製)」に入れ上記と同様、水を張る方法です。(※ご注意:水位は必ず天板面より下)
この方法は、熱(外気温)に対して「擬似的な培養水量」を増やすことができ効果的です。
加えて、設置地面がコンクリートやアスファルト等、輻射熱(伝達熱を含む)の大きい材質であれば、大きめの「発泡スチロール板」や、ウレタン製の「風呂場マット」を数枚、下に重ねてひく方法も断熱効果があり効果的です。
なお、太陽光線の直射を防ぐ目的で、本体容器に「アルミホイル」を巻いたり、断熱材として「エアーキャップ(プチプチ)」を巻く方法も考えられますが、効果があるのは日中の数時間(直射日光が当たる時間)だけで、夜間の放熱に支障がありそうで疑問が残ります。
[付記]
「ため太郎 Q&A」
A-48 冬期の水温保持に必要な装置と適切な水温を教えてください。
の、[付記]には下記のように記載していますが、これはあくまでもコントロールが可能な状況下での表記で、実際、夏季の炎天下では培養水温が30度を越えてしまう場合もあります。
<以下引用文>
「温度調節機能付きヒーター」を使用される場合は、根腐れの危険性があるので温度設定は28度C以下に設定してください。<引用終り>
[重要]
培養水温が30度を越えても、培養水への酸素供給が完全に行えていれば栽培に大きな支障はありません。
エアーポンプ式の栽培装置をご使用の方は、24時間稼動してください。
[関連項目]
A-19 水耕栽培に一般の園芸用の液肥は使用できますか?
<以下引用文>
大規模な水耕栽培と分類される水田では「窒素肥料」が効かないのが定説になっています。理由は夏場の水温上昇で酸欠状態になった水中に「嫌気性脱窒菌」が発生し、水田の「窒素肥料」を消費分解してしまうからです。
水気耕栽培においても夏場の水温上昇は脅威ですが、24時間のエアーレーションで「嫌気性脱窒菌」の発生を抑えることができます。<引用終り>
|
目次に戻る
|
水耕栽培の疑問は「ため太郎 Q&A」をご覧下さい。水気耕栽培とエアロポニックス(AEROPONICS)の仕組みも解説しています。
|