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A-19 水耕栽培に一般の園芸用の液肥は使用できますか? |
特殊な用途以外の園芸用液肥なら問題なく使用できます。
(水耕栽培を前提としていない粉末状の有機肥料や、顆粒状の化学肥料は使用できません)
確かに「水耕栽培は専用の液肥(肥料)が必要だ」という意見を聞きます。
その根拠は、一般の園芸用液肥には肥料の三大要素(窒素・燐酸・加里)しか配合されていなくて、本来、土に含まれていて植物の成育に必要な「微量要素」が入っていないから、とされています。
(微量要素の詳細は A-13 「肥料」や「活力剤」は何のために使うのですか? を参照)
しかし、栽培対象植物にもよりますが、仮に三大要素(窒素・燐酸・加里)しか配合されていない液肥を使用しても、植物が枯れたり成長が止まったりするものではありません。三大要素を重要視するのは「植物の成育時に特に不足する成分」だからです。
実際に水耕栽培で多用され、効果をあげている粉末状の「微紛ハイポネックス」の表示成分は、三大要素(窒素・燐酸・加里)と若干のカルシウムだけです。
また、最近の園芸用液肥には「微量要素」を含有しているものが多く出回っており、市販の活力剤を併用すれば十分な「微量要素」を補うことができます。
以上を要約すると、高価で入手しにくい「水耕栽培専用液肥(肥料)」を使用されるか、ホームセンターで安価に入手できる「微量要素含有の一般の園芸用液肥」を使用されるかは、栽培対象植物や栽培環境を考慮して決定されると良いと思います。
その他、「水耕栽培に特に適した肥料」の情報は A-07 水耕栽培に使える肥料にはどのような種類がありますか? をご参照ください。
[追記]
大規模な水耕栽培と分類される水田では「窒素肥料」が効かないのが定説になっています。理由は夏場の水温上昇で酸欠状態になった水中に「嫌気性脱窒菌」が発生し、水田の「窒素肥料」を消費分解してしまうからです。
水気耕栽培においても夏場の水温上昇は脅威ですが、24時間のエアーレーションで「嫌気性脱窒菌」の発生を抑えることができます。
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水耕栽培の疑問は「ため太郎 Q&A」をご覧下さい。水気耕栽培とエアロポニックス(AEROPONICS)の仕組みも解説しています。
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